中学校に入学した頃、身長はクラスで前から2番、おまけに虚弱児、スポーツ音痴、高校生だった兄貴が有り難いアドバイス! 「バスケットボールをすれば背が高くなる。裕次郎を見よ!」そんな訳でバスケットボール部に入部。ところがシュートしたボールがリングに届かない。指導する3年生はあきれ顔!。木村先輩が古いボールに穴を開け、砂を入れて(今のメディシンボール)筋力強化!。梯子をボードにかけて、ボードにマジックインキでマークしてここに当てれば絶対リングに入る。砂入りメディシンボールとボードのマークで2ヶ月後にはリング下から確実に入れられるようになった(デフェンスがいなければ)。日野先輩はいつも努力と工夫を、そして繰り返し同じ事を練習していた。それが試合では確実に得点になることを思い知った。健さんは(彫刻の兄弟子でもある)、豪快、リング下が滅法強い!、リバウンドは必ず取る!(リバウンドは取りに行けば確率は5割以上、行かなければ0!)。木村先輩、日野先輩、健さん、この3人の先輩のおかげでバスケから離れなくなりました。というものの、中学2年で転校し、バスケともおさらば!。高校に入学し、部活等はせず勉強に邁進のつもりが、三上という悪友に誘われ、バスケ部にいつの間にか入部。兄貴の言った「身長が伸びる」は真っ赤な嘘で、兄貴はバスケをせずに180cm以上、私はバスケをしても158cmどまり、但しジャンプ力は努力して、175cmとリバウンドを争える位!(相手が油断してくれる)。高校3年の夏には西播地区で準優勝、で県大会へ地区代表で出場。初戦の相手は阪神地区2位で進学校の灘高、勝てるかもと思ったがあいにくうちのセンター、フォワードが目茶不調で27対73と大敗、何故か私は27点のうち16点と初めてチームのポイントゲッター。3人の先輩と三上のおかげで今もバスケ(もう、まねごとのようですが)と縁が切れない。

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